お客様とさらにその先のお客様の幸せのために
私たちは「お客様の喜びは、私たちの喜びの種である」を合言葉に、大手のレンタル業チェーンの加盟店様向けのパッケージ開発を中心に、1995年より企業のCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネージメント)の基盤づくりに取り組んで参りました。
開発にあたっては、一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)に所属し、GIS(地理情報システム-Geographic Information System)や、モバイル端末の活用など、最新技術の導入も積極的に行い、システムベンダーとして新しい価値をお客様に提供できるように、さらなる向上を目指しております。
主な開発事例
- 大手レンタル業チェーンの加盟店様向けのパッケージ開発
- 地図情報を取り入れた汎用 CRM パッケージ開発
- レンタル業における売上、仕入、在庫、連動管理及び経営分析システム(パッケージソフト「SEEDS(シーズ)」)
確かな品質の向上のために
私たちは製品開発する以上に社内のバックヤード環境の開発に時間を費やしています。
それは、私たちがパッケージソフトを提供するメーカーであるかぎり数多くのお客様に喜んでお使いいただくことを目的としているからです。
例えば、製品に対するご意見を受けてから、製品やマニュアルを品質向上させるために自動化を進めています。
AIへの取り組み
これからの社会においては、CRMで蓄積した膨大なコミュニケーションデータから如何に有用な言語データをAIに学習させるかが重要になってきます。
CRMプロバイダである私たちは、それらデータを用いた意思決定支援向けのAIだけでなく、システム使用者のユーザビリティを高めるサポートAIを用いた新しいCRMパッケージの研究も開始しました。
AIエージェント
AI研究の一環として、社内にAIエージェントを導入しました。
音声認識と自然言語処理を担当する2つのエージェントを日々活用し、業務効率を向上させています。
サポート通話の自動要約
製品のサポート通話をVAD(音声区間検出)で話者分離しています。
続いて、音声認識と自然言語処理のAIエージェントが自動で文字起こしと要約を行っています。
要約結果の活用
生成された要約を社内データベースに蓄積しています。
これらの情報は対応履歴検索やナレッジ共有に活用されており、お客様サポートや製品改良にも役立てています。
AIによるサポート支援
オペレーションマニュアルやサポート通話により蓄積された情報からRAGを構成しローカルLLMと連携させることで、問い合わせへの自動回答生成やサポート担当への支援を実現しています。
これにより、サポート品質の均質化を目指します。
AIによるマニュアル等の知識化
オペレーションマニュアルのPDFファイル等、社内に蓄積された書類の情報からLLMにより構造化データを抽出してRAG化しています。
これにより、専門用語やシステム特有の用語を含む質問に対してもより正確な回答生成が可能になっています。